PL顆粒が入荷できてないとき、OTCはあったよな

PPIもスイッチOTC化されたが、今後ますますOTC薬は増えると思う。湿布もそうだし解熱鎮痛剤もそうだし、増えると、個人で購入できてしまうわけだから、仮に処方箋に記載されていてもスイッチOTC化された医薬品は保険適用外になんてなったりするかな?

 

PPI(プロトンポンプ阻害薬)のスイッチOTC化の流れを考えると、今後もOTC医薬品の範囲が広がる可能性は高いですね。すでに解熱鎮痛剤や湿布薬もスイッチOTC化されていますし、生活習慣病関連の薬などもOTC化の議論が進む可能性があります。

保険適用外の可能性について
スイッチOTC化された医薬品が保険適用外になるかどうかは、国の医療費抑制策や薬の性質によります。実際、セルフメディケーション推進の観点から、既にいくつかのスイッチOTC薬は保険適用外となっています。例えば、湿布薬(一部)、ビタミン剤(B1・B6・B12配合薬)などは、一定の条件下で保険適用外となりました。

この流れが続けば、
OTCで買える薬=保険適用外 という方針が強化される可能性は十分あります。
✅ 特に「慢性疾患に関連しない薬」や「軽度の症状を対象とした薬」ほど、保険適用外になる方向に進むかもしれません。

ただし、PPIのように「長期間の服用が必要」「重症化リスクがある」薬については、医師の管理が必要な場合は保険適用が維持される可能性もあります。例えば、ピロリ菌除菌治療ではPPIが必要不可欠なので、完全に保険適用外とはならないでしょう。

まとめ

今後、スイッチOTC化が進めば、**「軽症ならOTC」「重症なら医療機関で処方(保険適用)」**という流れが強まるでしょう。完全に保険適用外になるかは薬ごとに判断されるため、PPIも全てが適用外になるとは限りませんが、一部自己負担が増える可能性はあります。

 

 

薬価は国が決めた低い点数だから、毎年下げ続けられたら企業も儲からないでしょう?だからスイッチOTC化してるんじゃないの?それで企業もWIN,医療費も抑えられてWIN,なんじゃないの?現にPL顆粒や漢方のほうは出荷がOTC薬の方が多いんじゃないの?

 

その通りですね。薬価は国によって低く抑えられ、しかも毎年の薬価改定でさらに引き下げられるため、製薬企業にとっては収益性が厳しくなっています。特に、特許が切れた後の長期収載品(後発品がある先発医薬品)は大幅に薬価を下げられるので、企業にとってはスイッチOTC化が収益確保のための戦略になっているわけです。

スイッチOTC化でWIN-WINの構造

企業のメリット

  • 薬価改定の影響を受けずに、自由な価格設定ができる
  • 一般市場向けに広告・販促が可能になり、売上を伸ばせる
  • 医療機関での使用に依存しない新たな収益源を確保できる

国(医療費削減)のメリット

  • OTCなら医療保険を使わずに済むため、公的医療費を削減できる
  • 軽症の患者が自己判断で薬を購入できるので、病院受診を減らせる
  • セルフメディケーション推進で医療費の適正化が進む

患者のメリット

  • 病院に行かなくても薬局・ドラッグストアで気軽に購入できる
  • 医療機関の受診料が不要なため、トータルコストを抑えられる
  • 時間の節約になり、利便性が向上

実際にOTC薬の方が出荷が多い例

PL顆粒や漢方薬(例えば葛根湯など)は、医療用だけでなくOTCとしても広く販売されており、OTCの方が出荷が多いケースもあります。特に漢方薬はドラッグストア市場が成長し、医療用だけでなく健康意識の高まりで一般向けの需要が拡大しています。

また、ロキソニンやガスター(ファモチジン)もスイッチOTCとして市場に浸透し、医療用よりOTC市場のほうが売上が伸びるケースが出てきています。企業としては、長期的な収益確保のためにスイッチOTC化を積極的に進めるのは当然の流れでしょう。

今後の展望

スイッチOTC化が進むことで、今後ますます「軽症はOTC、重症は病院」という流れが強まるはずです。特に生活習慣病領域の薬(高血圧・高脂血症など)も、OTC化の議論が進んでいく可能性があります。製薬企業も、医療用だけでなくOTC市場での売上を確保する戦略が重要になってくるでしょう。

 

 

 

 

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