またまた出荷調整に関しての記事です。
抗生剤が、とくにセフェム系のものが入手困難だなー困ったなーと、ぽけーっとしてた去年のわたし。
正直抗生剤なんて一回の処方で出る数なんて少ないし、それを何人も、数週間も飲み続けるなんてことも無いため常備している薬剤量も少なめです。100錠購入しても期限切れまでに残数出て廃棄です。
かつ、インフルエンザの薬なんてのも例年あまり受け付けたことがないので(コロナが流行ってたからかな?)
タミフルDS(ドライシロップ)なんてものはぜんぜん置いてませんでした。
そんなこんなで11月あたりくらいかしら。
今年はやけにインフルエンザの患者さんが来るなー。という印象を受けていました。
コロナはどこへ行った?
今年はインフルが流行か。なるほどね。と思ってたのですが、発注していたはずのタミフルDSが待てども待てども来ていないことに気づきました。
小児科の門前でもないのでインフルエンザの患者さんに重きを置いていなかったし、開封後は冷蔵庫保管になるので処方が来るまで触らない医薬品です。
しかし処方が来たときには時すでに遅し。
タミフルないじゃん!! 発注してたのに届いてないじゃん!!
打開策を考えねば。と調べたら他の医療機関さんは早々に
タミフルカプセルの脱カプ(カプセルから中身をぬく)
という秘技を使っておりました。
タミフルDSは3%の濃度(1g中に30mg入ってる)に対し、カプセルは1カプセルあたり75mgの有効成分が入っているので
再計算しなおす必要があります。
めんどくせい。
タミフルカプセルの中身くさいし、モロモロしてて塊になってるし、賦形剤いれて増量しないといけないし、計算結果1.23333カプセルとかになったりしたとき、これって何カプセルが妥当よ、と頭を悩ませられるし。
きれいに1.6カプセルを5日分、とかなら8カプセルを脱カプするのですが、1.23333333の5日分て。。。ですよ。端数どうするよ。
まぁ計算は簡単にできるのですが、毎回の計算めんどうくせい。と思ったので調べていたら、中外製薬さんがこの危機的状況の中、脱カプするとき体重あたり何カプセル?の表をつくってくれていました。
が、
1回量のカプセル表記なもんだから、これまた非常に見にくい。
1日2回飲む薬なのだから、1回量表記じゃなくて2回量(1日分)表記にしてくれい!!
現場からは以上でした。
追伸
タミフルの脱カプした中身がどんな味なのだろう? と味見してみましたが、あれは素では飲めたものではないですね。後にずっと残る苦みがなんともいえない。。。
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