調剤報酬の薬価計算が複雑すぎて草

「草」って言ってみたかっただけです。

さて、皆さんが病院や薬局の窓口にて会計をするにあたって、賢いレセコンは自動で計算して支払額を算出してくれていますが

渡された薬は

同じもの、同じ錠数なのに、

ちょっとの事で

支払額が増減してしまう

って現象を、ご存じでしたか?

まずは基本的なところで、日本では診療報酬、調剤報酬は10円=1点と表記します。

そして、国が薬の値段を決めているもので「薬価」というものが存在します。

あとは、四捨五入的なものもあります。厳密には違いますが。

面倒なのでそこは説明ハショります。

それではいってみましょう。

 

 

 

例!!!!

 

 

ある人がA、B、C、Dの4つの薬剤を毎日飲んでいたとします。

ABCを各1錠ずつ朝、Dを2錠朝夕飲んでいましたが

Dを夕、飲むのを忘れてしまうとのことで、全部朝にまとめてしまう内容に変更したとします。

各々の薬価を12.1円 30.4円 50.2円 112.2円

処方された日数を28日分として計算してみますね。

まずはDが1日2回だったとき

朝飲む薬ABCは12.1+30.4+50.2=92.7円

これを1日あたりで保険点数化するので、10円→1点にします。

9.27点にりましたね。四捨五入チックなことをするので、9点になります。

朝夕のんでるDは112.2円(1錠あたり)なので2錠だと224.4円、

つまり22.44点になります。22点ですね。

朝飲む薬と、朝夕のむ薬を28日分にするので

9(ABCの薬価点数)×28 と 22(Dの薬価点数)×28の合計で868点となりましたね。これが薬剤料です。

 

 

 

では、夜飲むの忘れてしまうので、朝にまとめましたパターン。

ABCは1錠ずつ、Dは2錠を朝にまとめます。

12.1+30.4+50.2+224.4=317.1

点数化すると31.71

つまり32点

これを28日分にするので32×28=896点

 

 

 

もらった薬の数は同じなのに、

かたや868点、かたや896点と会計に差が出てきます。

   

 

これが計算方式のせいでちょっとのことで金額に差がでてきてしまうカラクリの一つです。覚えておかなくていいです。

 

 

 

 

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