今でこそ疾患名がある「手指多汗」。
その疾病を患っている身であるからこそ、多汗症には理解が深い薬剤師であると自負しております。
その辛さも知ってます。自分の場合はしたたり落ちるほどの汗の量でしたので、
思春期はとてもつらい思いをしました。
幼稚園の頃はとくに何も思ってませんでしたが、小学校にもなるとやはり気になるお年頃。
少林寺拳法を習っていたので組み手の時は相手に気を遣い、
ピアノでは鍵盤が濡れてしまい毎度拭き掃除。
握手は最悪の時間です。なんで握手しないとダメなんだろ、と思ってました。
周りにいる友達にも汗かきはいましたが、遊んだ時とかに頭からびしょびしょの汗をかいている、とかなので心底羨ましかったです。なぜ自分は手からなのだろう?
中学にあがると自分の場合は電車通学でしたので満員電車は最悪の場所でした。つり革につかまれば腕をつたって肘まで汗が流れることも。
ですので、つり革は絶対に持たない!と心に決め、どんな電車の揺れにも対応できるようなバランス感覚が中高の6年間で培われました。刃牙でいうところのサンチンを独自修行していたのです。・・・知らない人はすいません。
タオルは常備しており、テストの時は手汗で答案用紙が破れるとかもありました。
自分はそういう体質なのでまさか手指多汗「症」というものだとは知りませんでした。
思春期ですからね。彼女も出来ました。
彼女と「手を繋ぐ」という微笑ましい行為ももちろんためらいました。嫌な思いさせてるんじゃないかなー。とか考えてましたし。汗をかいていない時はいいのですが、かきだすと自分じゃコントロールができないんで。汗の事を考えれば考えるほど出てくる気さえしていました。
高校末期にもなると「もう治療したい」という願望が出始めます。この頃ですかね、積極的に汗についてネットサーフィンしていたのは。
まずは漢方からはじめました。気分を落ち着かせるようなもの、と医師は言いました。ものは覚えていません。何だったかなぁ・・・いや、思い出せん。
苦いので漢方は続けられませんでした。コーヒーもたしなむ今ならいけるか?
いや、そもそもモノがわからん。何を飲まされていたんだ。まぁでも自分には効果がなかったですね。
次にイオンなんたら。
調べたら「イオントフォレーシス」でした。
親が買ってくれたのは青い器の、海外製のやつでした。たしか。
水をはって、手足をひたして、電気びりびりー、です。簡単にいうと。
弱電流を流すと水が電気分解されて、発生した水素イオンが汗腺をブロックするだとか、そういう理論だそうです。
チクチクした痛みを我慢しなければならなかったので、自分はこの治療方法は嫌いだったのでしばらくして諦めました。
痛いのやだもん。
長くなってきたので、次回に引き伸ばしてみます。( ̄ー ̄)ニヤリ
お薬の事はもちろんそれ以外でも何でも相談しに来てください。
多汗症についての相談も親身になってお話できます。
実際、何人かの皮膚科受診患者さん(多汗症でお悩みの)とも、自分がその病気であるからこそより深いお話ができましたし、患者さんは時間を気にせず真剣に話を聞いてくれました。
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