「今なんと?」
「ですから、答えは無いようなもの、です」
「はぁ〜。。。」
「“月余”にわたる、とあります。月とは“ひとつき”の事です。しかし現実問題、30日以上の処方が来るたびに毎回疑義照会していては業務が滞ってしまいますし、同じ内容で疑義照会を毎度かけられても医師に迷惑がかかります。薬剤師として、患者さんが90日服用されてみてとか、180日服用されてみてとか、長期間服用しても効果が出ていない状況だと判断したときに疑義照会をするのも一つの手です。1つでも2つでも処方薬が減って患者さんが喜ぶかもしれません。しかし添付文書上では長期処方がされていれば“毎回必ず疑義照会をかけるように”となっておりますので、指導という形をとらせていただきます」
「・・・はい」
「では次に、かかりつけ指導を開始した日付、同意を得られた日付等が薬歴に反映されていませんが反映させてください。それと、かかりつけの同意書ですが、なぜかかりつけ薬剤師として同意にいたったか、患者さんはなぜかかりつけが必要と考えたのか。薬歴に反映させてください。かかりつけ算定をするなら、ハイリスクも同じですが、他の患者さんの薬歴とは一線を画するものを構築してください。主訴のみが目立ちますが、薬剤師が投薬の時に行った指導も薬歴に細かく反映させてください。特記事項に明らかな間違いがあります。たとえばここですが➖➖」
ふひぃぃぃ〜。
怒涛の勢いで責められているように書きましたが、実際はもっとゆっくりと進行しました。BOSSは非常に優しく、丁寧に「指導」をしてくれましたよ?
いつも気にかけているような内容、業務でもこれだけ取りこぼしがあったのかー、と驚きもあり反省もあり、それ以上に有り難みすらありました。学ぶ事は多いものですね。
時間おしてまで指導してくださった指導官。ありがとうございました。
一通り指導が終わったあと、帰りの駐車場で一息。
「やっと終わった・・・疲れた・・・」
指導された内容を忘れないうちに店舗に連絡。こんな指導受けたよ、とスタッフに連絡していると、ふとある事に気づきました。
なんか奥歯痛くね?
「やだなぁ、こんな時に虫歯なんて、あっはっは」
とか考えてスタッフと電話していましたが、なんだか顎の筋肉も痛いし歯も痛いし、
「あっ!!!! 違うコレ」
虫歯じゃない。僕は原因がわかりました。
「どうしたんですかっ! 先生!」
「コレ緊張で奥歯ずっと噛み締めてたからや!!」
「・・・」
ずーーーっと緊張しっぱなしで歯をくいしばっていたから、めちゃくちゃ歯が痛くなっていたんですよ。
どうでもいいですけど。
とりあえず、色々指摘された事項として
・鑑査印、調剤印、記名なのか押印なのか。
・漫然と処方、の件。
・薬歴記載をもっと丁寧に。どんな指導をしたか、を記載すること。
・かかりつけ、ハイリスクを加算するにあたってもっとちゃんとしなさい。
・処方箋の「受付時間」は処方箋を受け取った時間だよ。
・薬歴パスワードはガイドラインに沿うように。
くらいですかね。もっとあったと思いますけど笑
新規個別指導をうけて考え方変わりましたね。正直。
受けてよかったです。いい指導官に指導してもらったからでしょうね。ありがとうございました。
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