たまにいますよね。ジェネリック反対派。
薬局に入ってきて処方箋を渡すなり
「先発でお願いできますか?」
「へい」
とまぁ患者希望ですので先発でお渡しします。薬局側にそれの拒否権はありませんし。ただし原則ジェネリックを使用するように、と通達もきてたりするんでもどかしいですね。
後日先発希望者が「市役所? からこんなハガキが来たんですけど。ジェネリックでつくってもらえますか?」なーんて言って来られることも。
市役所とか、国保? 協会けんぽのところから
「あなたの飲んでる薬はジェネリックに変えられますよ?」通知ですね。
親切なのかどうかはおいといて。
そんなハガキ出してる暇あるなら・・・と思ったりもしたりしなかったり。何百万人に通知しているのでしょうね。
ジェネリックメーカーで不祥事が発生したのもまだ新しい記憶です。
そんな中でジェネリックに対して不安を抱える人も当然います。
そもそも人体に影響を及ぼすために作られた医薬品なのですから、不祥事なんてものはあってはならないのですよ。
さて、そんなアンチジェネリック派にも目からウロコ情報流しておきますので、恥ずかしい事を薬局で言う前に覚えておいてください。
世の中には
先発がなくてジェネリックだけ
という商品あります。
ビオフェルミン
整腸剤でおなじみのビオフェルミン錠は後発品だそうです。
ラックビーといわれるものもビフィズス菌製剤で同じなのですが、添付文書を見る限りビオフェルミンにはビフィズス菌が12mg、ラックビーには10mg入っているそうなので、そもそも同製剤かといわれれば違いますね。
「先発がいいと窓口で言ったのに、薬剤情報の紙を見たら後発品になってるじゃないの!」
と、申されましても、ビオフェルミンにはビオフェルミンしかないのでビオフェルミンで調剤するしか無いんですよね。
まずはビオフェルミンのジェネリックをご自身で工場から作成してみよう。
メチコバール
メチコバールもジェネリック医薬品ですね。
しかも他のジェネリックと比べても一番薬価の高いジェネリックですので、「先発のメチコバールで調剤して!!」と言われても困るんでヨロシク。そもそも先発でもないし、高いし。
カロナール
カロナールもジェネリックです。
アセトアミノフェン「会社名」のいかにもジェネリック風な医薬品もジェネリックです。アセトアミノフェン「マルイシ」とかアセトアミノフェン「トーワ」とか、会社名ついてるアレですね。
カロナールはジェネリックですので、勘違いしないように。
同じようにマグミットもジェネリック扱いですし、リンデロンVGは先発後発の枠組み外れたので、先発も後発も同じ値段です。
アルファ薬局では先発も後発も値段一緒なら、先発だけ在庫しておけばいいよね、ということでリンデロンVG置いてます。
あとはゲンタシン軟膏も先発後発の区別なくなりましたし、ロコイド軟膏にいたってはジェネリック無くなりましたね。
そんな感じで、是が非でも先発がいい、とおっしゃる方はまず後発があるかどうかを確認してもいいのかも。
これの後発は嫌です! → それに先発はありません!
って返事がかえってくるかも。。。笑
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