明らかな原因がないにもかかわらず、日常生活で困るほど過剰に脇汗がでる病気。
だそうです。
脇汗って困りますよね。
TVを見てても、芸人さんやアナウンサーさんが脇汗をかいてるところをつっこまれたりしてたり。
TVで笑いにかえてくれるならまだしも、この脇汗によって
・恥ずかしい思いや
・着たい服が着れないとか、服の色が限られたりとか
・人と接するのが嫌になるとか
・脇汗対処に時間をとられたり、グッズ購入に費用がかかったり
あげれば色々と出てきますよね。問題点。
手汗のブログでも書きましたけど、汗で悩んでる方って意外といるもんなんですよ。人知れず闇を抱えている感じですね。
そんな脇汗でお悩みの方に朗報です。
新商品追加です。
「あせ」ときくと「エクリン腺や」や「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺があるんだよねーと
知っている人は知っている知識ですが
じゃあ汗の構造の汗腺に影響する薬を使用すれば汗って止められるよねー
という発想が出てきますよね? 運動しまくって
興奮してるとき
に汗って出てるイメージなんで、ようは普通のときで落ち着いてて何もしてないときは汗かかないんですよ。
興奮させるその神経への物質を止めるとか、妨害すれば汗って止められるんじゃない?
汗に関係している神経伝達物質ってのが
アセチルコリン
で、アセチルコリンという物質を受け止める受容体ってもののひとつに
ムスカリン受容体
があるんですけど、そのムスカリン受容体の反応を阻害して、発汗を抑制するってのが、エクロックゲルなんですよ。
ゲルを脇にヌリヌリするタイプの医薬品です。
同じく成分は違えど同じような内容で発汗を抑制する医薬品が追加承認されました。
これが新商品追加!と銘打ったやつですね。
名前はラピフォートワイプ。
ゲルと違って不織布に薬液が染み込んでおり、1つ1つ個包装されたタイプです。
ここで気をつけていただきたいのが、アセチルコリンと呼ばれる物質を阻害するような作用があるやつを
抗コリン
と言って、抗コリンはとても副作用がアレなんだ。調べてもらうとありがたい。
主に内服での副作用だから、外用剤にどこまで適応されるかは不明だけど、
抗コリンでは口渇、便秘、尿閉、せん妄、排尿障害(尿 閉)、視力障害(眼圧上昇、散瞳、緑内障等)、麻痺性イレウス(腸閉塞)、心悸亢進(頻脈) 等が起こるかもしれないんだなぁ。
怖がらせるために言ってるわけではなくて。
眼圧上昇とかもあまり良くはない。薬液が付着した手て目をこする、とかすると大変なので、塗る部位は脇だけにするようにし、かつ塗ったあとは薬液が付着してようがしてまいが、手洗いを徹底すること。
理論上、ムスカリン受容体は全身に分布しており、
手足の多汗症に!と思って塗っちゃいたい気持ちもあるでしょうけど、副作用が出るとまずいのでやっぱり脇のみにしましょう。
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