痰切り、って説明しがち

大学では成分の名前で勉強してたけど、いざ社会に出て働きだしたら製品の名前で薬覚えるの多くて目が点になってました。社長です。

よく薬剤師の先生方が患者さんに薬の説明するときに「痰切り」と言っているものがあるのですが、有名な薬で「ムコソルバン」「ムコダイン」あとは「ビソルボン」とかですかね。ムコムコムコムコしててよくわからんです。

分類でも「去痰薬」として分けられているので、痰切りという説明で合ってるのでしょうけど、

「前にもらった痰切りとどう違うの?」

とか患者さんに質問されたときのために、ちょっとだけ復習しておきませう。

 

  

 

まずそもそもの

「痰」

ですが、単純に

「分泌物」です。

で、この分泌物が邪魔をするわけですね。

・量が多いぜ

・なんか粘り気ハンパねぇぜ

・のどでつっかえるんだぜ

と困ったことになるんですな。

 

 

そこでムコムコ言ってたやつの登場です。

ムコダイン

痰を変化させて出しやすくするなんか良いヤツ。分泌量とかも減らせるし、頼もしいヤツ。

ムコソルバン

痰は変化させられないけど、色々やってくれてスルッと痰を出しやすくする凄いヤツ。

ビソルボン

痰を溶かして粘り気を下げる便利なヤツ。

 

 

 

みたいな感じです。ま、痰切りっちゃ痰切りなんですけどね。

夜な夜な痰が絡んで喉がつっかえて目覚める、なんて事もあります。あれしんどいですよねぇ。

冬場になるとほぼなってます、僕。そのたびに布団から出て、痰を吐きに行ってます。

子供は痰を吐く、ということが難しいため、寝苦しそうなときもあります。

なんか絡んでるな〜可哀想だな〜と思ったら、まずは近くの病院へ行きましょう。

 

 

 

 

 

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