まずはじめに、持ってきた資料が十分なものかチェックが入りました。
そしてそのまま女性指導官の方に、「それでは、薬局に患者さんが来られた時の流れを最初から説明してください」とかなりアバウトな質問が来たので、
普段こなしている通りの業務フローを思い返しながら普通に説明。
ここ意外と要注意だそうです。後で知りました。
「はい、結構です。それでは次に➖➖」
と、おそろしいまでに淡々とした口調で医薬品についての細かな事や相互作用とかを聞かれるわけでもなく、業務についての質問をされました。
フハハっ! こんなものか新規個別指導!(思ってませんよ)
ここからです。
真正面に居座る重鎮の男性(私はこの方をBOSSと呼ぶことにした。今)が、薬歴を拝見させていただきます。と用意した薬歴を見ていきます。
一つ一つ、ゆっくりと。
じっと一つの箇所を見られていると小心者のこちらとしては心臓を「えぼぁぁっ・・・」と吐き出しそうになります。BOSSが薬歴を見ているその間にも女性は質問を続けており、同時並行で緊張しっぱなしです。緊張しっぱなしで脇汗も背中の汗も尋常じゃないくらいかいてます。
一通り目を通して終わったのか、「こちらの3番の患者さんなのですが」とはじまりました。問われたのは
「メコバラミン」について。
ビタミンB12で適応は「末梢性神経障害」。ごくごく普通の質問です。ある種の胃薬やビタミン剤なんかは、メーカーから「漫然と投与しないようにー」との添付文書での呼びかけがあります。
漫然と使用する場合、薬剤師は処方元の医師に「これ、いります? 効果出てます? 処方長過ぎません?」と本来ならば【毎回】疑義照会をかけなければならないのです。
毎回です。
疑義照会をかけているか、かけていないか。今回のポイントはここです。
疑義照会をかけられる医師はたまったものではありませんよね。必要だから処方として出していると思うのですが。
すいません。仕事上やるのです。
が、BOSSから問われた内容はこうでした。
「このメコバラミンの添付文書には、月余にわたって漫然と使用すべきでない、とあります。貴方にとってこの“漫然と”とは、いったいどれくらいの期間の事をお考えですか?」
「・・・ふむ(おもってたんと違う)」
哲学的質問をぶつけられた僕はしばらく考えました。
門前病院は総合病院で、よく90日の処方期間で書いてくる。となると、この“漫然と”という言葉は3ヶ月以上の事をさすんだな? よし、答えは3ヶ月だ!
「90日、でございましょうか(ニヤリ)」
「いいえ、答えはないようなものです」
ちゅどーーーーん。
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